子どもに反省させるときの注意点


一生懸命やったことが失敗し、それを人から叱られるーーーー。

子どもでなくとも大人でもうれしいものではありません。

子どもは叱られたことに反発して、自分の失敗を反省する余裕さえも失ってしまうこともあるでしょう。

 

その点、黙って「やり直し」させると、子どもなりに自分の失敗を分析して、二度と同じ失敗を繰り返すまい、と注意するようになるものです。

人から、「あぁしろ」、「こうしろ」と言われると、人間は指示に従っているだけで済むから、自分の頭で考えることをしなくなるものです。

これでは、指示されるときはなんとかうまくやれても、次にやるときは再び同じ失敗を繰り返してしまうことにもなりかねません。

 

勉強も同じです。

ペガサスの学習方法を例にとりますと、「間違えたらもう一回やり直すーーー」、簡単に言えば同じ問題を100点を取れるまで繰り返させる。

これだけで学校の授業についていけなかった子どもがぐんぐん力をつけて、学年を超えた問題をスラスラ解いてしまう例が続出しています。


このことからも明らかなように、子どもに反省させるなら、叱ったり、注意したりすることよりも、むしろ叱る前に「やり直し」をさせるほうが、子ども自身に「なぜそうなのか」を考えさせることにもなり、結果的に責任感を植えつけ、より反省の意味合いも深いものにできるといえます。

 

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