前身は音楽学校で、今日では舞台芸術や総合政策の学科も備え幅広い分野を内包する芸術系大学の尚美学園大学。
最近立て続けにこの大学を卒業した方とお近づきになったこともあり、また、ふじみ野市のお隣、川越市の有名大学でもあることもあり、オープンキャンパスの機会を捉え、構内を拝見させて頂きました。
東武東上線 川越駅西口から、大学のスクールバスに乗って10分足らずで、尚美学園大学に着きます。
最初に案内されたのが、完成して間もないという尚美パストラルホール。
ちなみに、その後方では、舞台芸術のためのホールを建設中でした。
オープンキャンパスの最初は、在学生によるピアノ連弾のミニコンサート。
曲は、スペインの作曲家 インファンテのアンダルシア舞曲。
曲名のとおり、民族色豊かな曲を、華麗に、ときに哀愁を帯びて聴かせてくれました。
ミニコンサートのあとは副学長の皆川弘至先生の挨拶。
大学生活の特徴は、1)自分で選択しなければならない、2)出会いの場である、3)自分自身が学ぶところである、などの挨拶を頂きました。
この大学には欠点もある、とのことで、何を仰るのかと思いきや、東京より1~2度寒い、とのことでした。
皆川先生の挨拶のあと、場所を教室に移動します。
志望する学科のプラカードのあとに付いて来て下さい、と言われ、ただ学校を見に来ただけの私は、ちょっと肩身の狭い思いを感じつつ(笑)、高校生たちと一緒にプラカードのあとに付いていきます。
ちなみに私はヴァイオリンを弾いているので、管弦打楽器コースのある音楽表現学科のグループに加わりました。
教室に移動して、大学の概要について説明を受けます。
大学概要説明のあと、さらに教室を移動して、体験講座を受けます。3つの講座がありましたが、私は、ジャズの歴史の講義に参加させて頂きました。
講師は、ご自身がシンガーソングライターで、矢井田瞳やmiwaのプロデュースを手掛けたこともある、片岡大志先生。
ジャズは、アメリカのアフリカ系アメリカ人の中で生まれ、19世紀末のペダルやハイハットを含むドラムセットの発明、1930年代のマイクロフォン、アンプ、スピーカー、さらにエレキギター、エレキベースの発明により飛躍的に発展した、などのお話を伺いました。
体験講座のあとは昼食。
私は、入学希望の高校生でもなんでもなかったのですが、ごちそうになってしまいました。
写真は、3つのメニューのうち、私が選んだチキンカツ ハヤシソース定食。
味、ボリュームとも申し分なし。
昼食のあとはキャンパス見学ツアー。
写真は、構内の様子。
尚美学園大学構内は、周囲に水を張った広場を中心に建物を円形に配置した、本当に気持ちのいい空間で、AKB48のプロモーションビデオの撮影や、様々なTVドラマの撮影にも使用されたそうです。
図書館の様子。
やはり芸術系の蔵書が充実していましたが、大学らしく、就職活動のための本のコーナーも。
キャリア・就職課の近くの風景。写真左から、以下のとおり。
1) 私が通っている「ヤマハ大人の音楽レッスン」の講師募集のポスターも。
2) 何にでも使用できるフリースペースで、突っ伏して寝ていた学生。
3) どんな仮装だったのでしょう。欽ちゃんの全日本仮装大賞 準優勝のトロフィーが。
その他、上段左から、
1) 階段状の大教室
2) 80室もある、全室ピアノ備え付けの個室の練習場。(案内の人の、クラシック系の学生はきれいに部屋
を使うが、ジャズ、ポップス系の学生は若干汚い、という説明がおかしかったです。)
3) 紙で作ったコンビニ弁当。コンピューターグラフィックスのトレーニングの一つで、
立体感を養うためのものだそうです。
4) 録音室の様子
5) カメラや照明技術のトレーニングのためのセット、
です。
全面人工芝のサッカー場。
この日は、女子サッカーの試合だったそうです。
サッカー場のほかに、立派な野球場、テニスコート、陸上競技トラックなども拝見しました。
繰り返しになりますが、本当にきれいな施設で、ちょっとびっくりします。
最後に、昼食を付き合って下さったフルート教授の岡崎明義先生、キャンパス見学ツアーを引率して下さった渡邊健太郎さんに、特にお礼を申し上げます。有難うございました。
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