食事の時間と約束を守る心
例えば、お子様が小学校や中学校に行くためには、お子様が家を出る時間はおのずと決まっているかと思います。
朝食作りにかかる時間も、朝食を済ますために必要な時間もおおよそ決まっています。
時間を逆算すれば、朝食を作り始めなければならない時間も、食べ始める時間も決まってきます。
このように時間と生活行動が密接であるとき、例えばお子様が寝坊した場合、次のような言い方はいかがでしょう。
「あなたが食事の時間に遅れると、お母さん(お父さん)が仕事に行く時間が遅れるの。そうすると、お母さん(お父さん)を待っている会社の人が困ることになってしまうのよ。」
「約束を守らないと困る人がいるんだ」「我慢しなければならないこともあるんだ」、ということを伝えるのです。
一人では生きていけない、社会の中で生きていることを伝えるのです。
「一事が万事」と言われるように、約束時間にルーズな人は、他の約束にもルーズな面があります。
また、我慢できない人は、ちょっとのことで我慢できなくなります。
約束にルーズな人、我慢のできない人は、社会的な信用や個人的な信用がなかなか得られません。
お子様はいずれ、大人になり、社会に出ていきます。
だからこそ、約束を守る人間に育てることは、学力以前の問題として大切です(宿題を期限内に終わらせる、など学力にも関係はあります。)。
毎日欠かすことのない「食事の時間」を、「子どもの成長の機会」として捉えてみられるのも良いかもしれません。
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