子どもの疑問について、答えを全部与えない!
子どもが何かに疑問を抱いたとき、こどもにどのような答え方をしていますか?
子どもが疑問を抱くときは、子どもの頭脳活動が大きく飛躍し、自分でものを考える力をつけていく絶好の機会です。子どもが自分から勉強するようになるためにも、答え方には注意が必要です。
それでは、具体的にどのように答えればよいのでしょうか。
注意すべきは1点です。
それは、「懇切丁寧に答えをすべて与えないこと」です。
子どもが親に答えを求めてきたら、感心な子と思うあまり、また、どんどん勉強を進めてもらいたいという願いもあったりして、答えをすべて教えてしまうかもしれません。
しかし、それでは子どもが自力で考える態度が習慣化しません。
例えば、手品があったとして、親が子どもの要求(手品のタネ)に安易に教えていたら、子どもはその手品の秘密を発見した喜びも半減することでしょう。
貴重な喜びの機会が失われることになります。大人でも同じです。
自立心の強い子どもを育てるためにも、「子どもの疑問について答えを全部与えない」ということを会話の中で少しずつでも意識して頂き、家庭内においても良い学習環境を整えて頂ければと存じます。
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